農商業推進部
地域農業担い手支援チーム
概要
草刈り対策、有害鳥獣対策、遊休農地の活用を通じで、暮らしやすい農村環境を維持することを目的としたチームです。
出身者等を対象にした環境管理・交流イベントの開催と古里応援団作り、有害鳥獣対策の強化、遊休農地等の景観対策、有効利用などを進めます。
活動内容
令和3年12月某日 竹チッパー導入に向け 機体性能を確認
竹林保全の有効策として竹チッパーの導入を計画し、性能検証のための試験運転を行いました。竹林から数本の竹を伐採し、チッパーへ。一本の竹が数分で粉砕され、チップやパウダーになる様子を確認しました。中でも竹パウダーはとても細かく、堆肥化して有効利用できるという話に、納得!の顔で頷くメンバーも。
その後、引き続き3時間近い話し合いで、最終的な事業計画案をまとめました。
製造された竹パウダー
チッパーの性能を確認するメンバー
令和3年11月某日 防草ネット導入支援事業
製品検証試験 開始!
製品試験の検証期間は2年間。しんさか(藤野呂)・安田・仙養(郷)・東油木(宗兼)の4カ所で行われます。
敷設前の草刈り。
同一条件の畔を2枚用意し、通常の管理とネット敷設で時間と費用を比較します。
まずはニューファーム しんさかの圃場で。たくさん人がいるので、『かかった時間×人数』で作業時間を計算します。
作業時間や必要な資材は、その都度日誌に記入します。2年間の累計で比較し、製品の有効性を検証していきます。
令和2年7月13日(月)
「農村環境維持・向上チーム」は「地域農業担い手支援チーム」と名称を変更しました。
今回の話合いでは労働力軽減策、「防草ネットの導入支援制度」について協議をしました。
まずは導入の仕組み作りの前に、対象となる製品の導入の可否を検討するため、検証をするところから始めます。有効性はあるか、費用対効果は十分か。それらを客観的に検証するため、評価項目を洗い出さなければなりません。これは次回の協議までに行う事としました。
また、制度を導入した場合、やり方として補助制度を導入したとすると、年度予算をどの程確保する必要があるか、それは実質見込めるかなどを、仮定を交えながらひとつずつ検討していきました。
それらを元に検証試験の実施計画を作成し、8月には骨子をまとめ、立案した計画を幹事会に提出する予定です。
前回新提案として協議の場に出されたもうひとつの労働力軽減策、「就農希望者と労働力を求める農家とを結びつける仕組み作り」については今回は話し合われず、次回以降に持ち越します。
令和2年6月1日(月)
農業の担い手の負担を少しでも軽減し、経営維持の一助になる事を考えようと話し合いを重ねてきた『農村環境維持・向上部会』。今年度から『農商業推進部会』に編成されましたが、引き続き本事業に関しては、昨年までと同じメンバーを事業チームとして協議を進めていきます。
「労働力軽減」を狙って導入を検討してきたラジコン草刈機の支援導入制度に関して、2月にデモ運転を行った事業チーム。今回はこれを検証し事業の有効性について話合いました。
結果は「導入をする事は難しい」。
理由は
・機体が大型であり、対象となる場所が限定される。
・小型の機体では傾斜角度が浅い。
・トラブルが生じた際に一人作業時では対応できない。
代わりに次のような発案がありました。
「農業をやりたい人と労働力を求める農家との間に立って、マッチングを考える仕組みを作ってはどうか」。
今後協議を進めます。
各年度リンク